ゲームディスクを認識するものの、
起動したり起動しなかったり、起動しても画面が真っ暗になったり、
カクつきやノイズが発生するといった症状のPC-FXの修理をご依頼いただきました。
お預かり時の状態
PC-FXは過去に数回ほど修理を行ったことがありますが、
あまり人気がなかったゲーム機ということもあり、当社での修理依頼件数はごくわずかな機種です。
そのため、点検用のゲームディスクやコントローラーを所有していなかったため、
今回はお客様にゲームがプレイ可能な本体一式を同梱していただきました。

当社では
修理依頼が少ないゲーム機の一つです。

1994年!
私が生まれたのは1993年。

不安定な状態。


画面が暗転したり、音飛びやカクつき、ノイズが発生している状態でした。
ゲームディスクを読み込めない原因を調べる
初期点検では、
ゲームディスクを読み込むことができず、ホーム画面でもディスクを認識できていない状態でした。
そのため、本体を分解して原因を調べます。

しかし大きいですねPC-FX。

経年劣化により、外装が割れやすくなっています。

先に基板の点検を行うことにしました。




ハンダで固定されています。



大まかにしか測定できませんが、
大まかに測定して、劣化しているようであれば、基板から外して点検。
といった流れで作業しています。
修理を行う
点検を行った結果、コンデンサの劣化を確認しました。
ピックアップレンズの故障の可能性も考えられますが、
まずはコンデンサの交換を行い、動作点検を実施したうえで、必要に応じてレンズの調整や交換を行う方針としました。

実際のところ、コンデンサの足をニッパーで切って、
はんだコテと安物の吸収器を使った方が早いのですが、
たまに使ってあげたくなるFR301君。


本体に取り付けて動作点検を行います。
動作点検を行う
劣化が見られたコンデンサを交換し、仮組み状態で組み立てを行い、動作点検を行います。

起動させます。



起動させて音飛びやノイズが無くなっているかを点検します。

ノイズが酷く、フリーズしてしまう状態でした。
出力調整を行います。
ピックアップレンズの出力調整を行う
コンデンサ交換後の点検ではゲームディスクの読み込みは可能となったものの、
音飛びや画質の乱れが見られたため、オシロスコープを使用してピックアップレンズの出力調整を行いました。


組み立てと動作点検
調整の結果、スムーズに読み込みが可能な状態となったため、
組み立てを行い、最終動作点検を行いました。


PC-FXの修理業者をお探しの方へ
今回のゲームディスクの読み込み不良の原因は、基板のコンデンサの劣化により発生していました。
また、ピックアップレンズの出力調整やドライブのメンテナンスも実施しているため、
今後も長く使用できることが期待できます。
ゲームディスクの読み込み不良に加え、電源が入らないといった故障の修理も受け付けております。
PC-FXの修理業者をお探しの方は、一度ご相談ください。

