起動ボタンを押すと青いランプが点灯し電源は入るものの、画面が表示されず起動しない2DSLLをお預かりしました。
電源ランプは点灯しているにもかかわらず、画面が真っ暗のままで立ち上がらない状態でした。
お預かり時の状態
お客様からの申告通り、電源は入るものの起動しない状態でした。
起動ボタンを押すと青いランプは点灯するものの、画面には何も表示されず、立ち上がらない(起動しない)状態でした。


原因調査
2DSLLにおいて、電源が入らない、起動しない、画面が真っ暗、起動してから数秒で電源が落ちるといった故障は、
・基板の故障
・液晶の故障
・ケーブル類の断線
などが原因で発生します。
中でも液晶の故障によって発生しているケースが多いため、
本体を分解し、新しい液晶を接続して起動するかどうかの点検を行いました。




今回の原因と修理内容
点検の結果、上液晶の故障により起動しない不具合が発生していました。
そのため、上液晶の交換作業を行います。

原因は上液晶の故障のようです。

上液晶の故障だけのようです。
基板の取り外しと上下外装の分離
2DSLLの上液晶交換は難易度が高く、力を入れすぎると外装が破損したり変形したりするおそれがあります。
そのため、基板を取り外しながら上下の外装を分離し、慎重に作業を進めていきます。


ボタン類をすべて外します。


ロックパーツを外します。

液晶の交換
続いて、上液晶を新しいものへ交換します。


液晶表面のプロテクターを外します。

ポケットモンスター外装は、赤と白のパネルと別けて外れるので、
他の2DSLLのカバーと比べ外しやすいです。


古い液晶を外します。

液晶がズレるので、
マスキングテープで仮固定して組み立てていきます。

下外装の取り付けと組み立て





動作点検と組み立て


LRカバーを取り付けて裏側は完成。




プロテクターを貼り付け!

液晶の角度を最終確認します。



2DSLLの修理業者をお探しの方へ
今回の起動しない原因は、上液晶の故障により発生していました。
2DSLLは外装が薄く、液晶の保護も薄いため、本体の開閉時や本体のひねりなどが原因で液晶が破損するケースがあります。
一見外見に問題が見られない場合であっても、液晶内部が破損していることは少なくありません。
2DSLLは起動時に液晶やカメラなどのチェックも行うため、
このチェック時のエラーが原因で起動後数秒で電源が落ちる症状が発生したり、
今回のように電源は入るものの画面が真っ暗のまま起動しない症状が発生したりします。
今回は液晶が原因でしたが、基板の故障により発生しているケースもあります。
そのため、原因を特定したうえで適切な修理を行う必要があります。
2DSLLの故障でお困りの際は、一度ご相談ください。

