HUカードは読み込めるものの、
CD-ROMソフトであるゲームディスクを読み込めないPCエンジンDUOの修理をご依頼いただきました。
初期点検時の様子
お客様からのご申告通り、
CD-ROMソフトのゲームディスクのみ読み込みができない状態でした。
具体的には、トレイを閉じて読み込みを開始した際、
ディスクは回転するものの、読み込みに成功せずゲームが起動できない状態でした。

PCエンジンDUO
PCエンジンDUOは
HuCARDとCD-ROMソフトの両方が遊べるゲーム機です。

ゲームディスクを読み込めない原因を調べる
本体を分解し、ゲームディスクを読み込めない原因を調べます。
PCエンジンDUOで読み込み不良が発生する原因としては、
・基板の故障
・ドライブの故障
・ピックアップレンズの故障
などが挙げられます。
ただし、発売から年数が経過しているため、
多くの本体で基板のコンデンサが劣化しており、この劣化が原因で読み込み不良が発生しているケースが多く見られます。
また、同時にピックアップレンズの劣化も進んでいることが多く、
コンデンサ交換とレンズ交換の両方が必要となるケースも少なくありません。


先に基板の点検から行います。

修理内容について
基板の点検を行った結果、コンデンサの劣化を確認しました。
ピックアップレンズの劣化も考えられますが、まずはコンデンサを交換し、
読み込み不良が改善するかを点検しました。


コンデンサ交換特化バージョンです。
コンデンサ交換後の動作点検
コンデンサを交換し、
本体の電源を入れて、読み込み不良が改善するかを確認します。


ピックアップレンズを交換する
点検の結果、症状に改善が見られなかったため、
次にピックアップレンズの交換を行いました。
PCエンジンDUOは基板上にピックアップレンズの調整用ボリュームが設置されていますが、
劣化したピックアップレンズの出力を調整しても、一時的に改善することはあるものの、
長く状態を維持できない可能性があるため、今回はレンズ交換を行いました。
交換後は、出力の調整も行い、読み込み不良の改善を確認します。



ピックアップレンズ交換後の動作点検
先ほどと同様に、分解したままの状態で動作点検を行います。

読み込みができる事を確信しているので、
コントローラーも接続してゲームをプレイする気満々で起動させます。




組み立てと最終動作点検
ピックアップレンズ交換後の点検にて、ゲームディスクの読み込み不良が改善されたことを確認しました。
そのため、本体を組み立て、最終動作点検を行います。




コンデンサが劣化している場合、読み込みが遅くなったりします。




修理完了(*^^)
PCエンジンDUOの修理業者をお探しの方へ
今回のゲームディスクを読み込めない原因は、
基板のコンデンサ劣化とピックアップレンズの劣化により発生していました。
修理時に内部清掃とメンテナンスも実施しているため、
今後も長く使用できることが期待できます。
電源が入らない、音声が乱れるといった不具合の修理も受付しておりますので、
PCエンジンDUOの修理業者をお探しの方は一度ご相談ください。

