PS2(SCPH-70000)ディスクが回転せず「読み込み中です」と表示されない故障を修理

ディスクを設置してトレイを閉めてもディスクが回転している様子がなく、
トレイの上に何か重い物を乗せると読み込みがスタートするという症状のSCPH-70000をお預かりしました。

目次

ディスクが回転しない原因を調べる

スリム型PS2において、ディスクが回転しない原因は多岐にわたります。

・ピックアップレンズの不具合
・ドライブの回転部の不具合
・基板の故障
・トレイの開閉スイッチの不良
などが挙げられます。

また、見落としがちな原因として、
ACアダプターの故障によりPS2を動作させるための電圧が供給されず、ディスクが回転しないケースもまれにあります。

SCPH-70000本体の写真
今回修理を行うのはSCPH-70000
SCPH-70000の内部の写真
分解して原因を調べます。

今回の原因について

点検を行った結果、トレイの開閉を検知するスイッチの故障により、
トレイを閉めているにもかかわらず、本体側ではトレイが開いている状態として認識されており、
そのためディスクが回転しない状態となっていました。

SCPH-70000のトレイ開閉センサーの写真
基板側のセンサー。
SCPH-70000のトレイ開閉センサーの写真
電源スイッチにあるセンサー。

修理内容と動作点検

SCPH-70000のトレイ開閉を検知するスイッチは二か所あり、
この二か所が押されることによりディスクの読み込みが開始されます。

今回は、基板側の開閉スイッチの不具合によりディスクが回転しない状態であったため、
接点復活剤を塗布し、あわせてドライブのメンテナンスを行いました。

SCPH-70000のトレイ開閉センサー修理時の写真
電源スイッチ側は正常だったため、
基板側のスイッチを修理します。
SCPH-70000のトレイ開閉センサー修理時の写真
接点復活剤を塗布してスイッチ内部を清掃します。
SCPH-70000のトレイ開閉センサー修理時の写真
清掃後は、何度もスイッチを押して
軽く触れただけでもピックアップレンズが動く状態にします。
SCPH-70000のトレイ開閉センサー修理後の動作点検の写真
分解したままの状態で動作点検。
SCPH-70000のトレイ開閉センサー修理後の動作点検の写真
読み込み成功!
SCPH-70000のトレイ開閉センサー修理後の動作点検の写真
CD規格のPS2ディスクでも動作点検を行いました。

PS2のゲームディスクの読み込み不良でお困りの方へ

今回のディスクを読み込めない原因は、
基板に設置されているトレイ開閉センサーの故障により発生していました。

スイッチの接点不良の解消に加え、
内部の清掃とドライブメンテナンスも実施しており、今後も長く使用できることが期待されます。

同様の症状でお困りの際は、一度お問い合わせください。

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