コントローラーが無線接続できなくなったため、
システムソフトウェアアップデートを実行したところ、途中でエラーが発生。
画面上にはエラーコード【8002F1F9】と表示され、
再起動後もアップデート画面から進まず、
ホーム画面まで到達できない状態となってしまったとのことで、PS3(CECH-4200)をお預かりしました。
アップデート中にエラーが発生する原因
アップデート中は、単にシステム(ソフトウェア)を書き換えるだけでなく、
PS3を構成している各部品の状態確認も同時に行われます。
その際に、
故障などにより正常に通信できない部分があると
システムが異常と判断し、アップデート処理が中断されます。
主に本体メイン基板上の電子部品の不具合や、
HDD/SSDの不良などが原因となり、アップデートエラーが発生することがあります。
多くのケースでは基板側の不具合が関係しているため、
本体を分解しエラーの原因となっている箇所を特定したうえで修理を行う必要があります。

すでに修理サービスを終了しています。
ここの文言は【バニークラフトへお問い合わせください】
に変更していただきたいところ。
セーフモードで初期化やシステム再構築を行っても改善しない?
アップデートエラーにより起動できなくなった場合、
多くの方がセーフモードでPS3を起動し、システムメニューから初期化やシステム再構築を試みます。
しかし、前述の通りこのエラーは単なるシステム破損ではなく、
本体内部の動作確認時に発生しているものです。
そのため、初期化やシステム再構築を行っても症状が改善しないケースがほとんどです。
また、HDDの交換やSSDへの換装を行った場合でも、
起動時にはフォーマットおよびシステムソフトウェアの再インストールが必要となりますが、
その再インストール時にも同様のエラーが発生します。
以上のことから、
アップデートエラーを解消するためには、故障している部品の修理が必要となるケースが多いと考えられます。

アップデートエラーが発生する原因を調べる
一時的なエラーの可能性もあるため、お預かり後は当社環境にて初期点検を行います。
点検の結果、
同様にアップデートエラーが発生し、セーフモードからの復旧も行えない状態であることを確認しました。
そのため、
ソフトウェア上の問題ではなく、本体内部に不具合がある可能性が高いと判断。
本体を分解し、エラーが発生している原因箇所の特定を行います。




アップデートエラーが発生していた原因と修理内容
今回お預かりしたPS3では、
基板上の電子部品の故障により、アップデート時にエラーが発生していました。
具体的には、
Wi-Fi/Bluetoothモジュールへ電源を供給しているレギュレータの不具合により、
モジュールが正常に動作していない状態でした。
そのため、アップデート中のハードウェア確認処理で異常と判断され、エラーが発生していました。
該当するレギュレータおよび関連する周辺部品についても、再発防止の観点から交換を行います。

アップデートエラーが発生していました。

動作点検を行う
今回、レギュレータの故障がアップデートエラーの原因と判断しましたが、
その影響によりWi-Fi/Bluetoothモジュール自体が故障している可能性も考えられます。
この場合、再度アップデートを実行してもエラーが発生し、処理が完了しません。
そのため、
分解したままの状態で最小構成にて動作確認を行い、アップデートエラーが解消されるかを点検しました。





PS3のアップデートエラーのループでお困りの方へ
今回のアップデートエラーは、基板上の部品故障が原因でした。
エラーが一度発生するとホーム画面に到達できなくなるため、
データのバックアップや移行が行えなくなります。
当社では、大切なセーブデータを可能な限り保持することを前提に修理を行っています。
また、アップデートエラーが発生する予兆として、
Wi-Fiを認識しない、コントローラーが無線で接続できないといった症状が現れることがあります。
このような症状が見られる場合は、
安易にアップデートを実行せず、先にデータのバックアップを行ったうえで修理をご検討ください。
修理料金の目安は下記ページに掲載しております。
ページ下部にお見積りフォームも設けておりますので、お困りの際はご相談ください。

