分解した際にLボタンが取れてしまった。ニンテンドー2DS LLの修理

Lボタンの反応が悪かったため、お客様ご自身で分解を試みたところ、
作業中に誤ってLボタンに触れてしまい、脱落してしまったとのことで2DSLLの修理をご依頼いただきました。

目次

状態を確認する

2DSLLのL・Rボタンは基板との取り付け部分が非常に小さいため、
使用状況によっては脱落したり、反応が悪くなることがあります。

また、分解時にLRボタンカバーがボタンに干渉し、
基板から剥がれてしまうケースもあり
ます。

このような場合、ボタンの取り付け部分の基板ごと剥がれてしまうことがあるため、
基板の修正が必要になります。

2DSLLの本体の写真
今回お預かりした2DSLL。
2DSLLの初期点検時の写真
Lボタンが反応しない状態でした。
2DSLLの内部の写真
分解して内部を確認します。
2DSLLの剥がれたLボタンの写真
カバーを外した際に、ボタンがポロっと落ちてきました。
2DSLLの落下したLボタンの写真
こちらが外れたLボタン君。

ボタンの取り付けと交換

内部の状態を確認したところ、お客様からのご申告通り、
Lボタンが基板から外れており、さらに基板の回路が一部破損している状態でした。

また、音量を調整するボリュームスイッチも破損していました。

そのため、Lボタンの取り付けおよび交換とあわせて、
ボリュームスイッチの交換を行います。

2DSLLの内部の写真
基板右側にある、ボリュームスイッチも破損している状態でした。
2DSLLの破損したボリュームスイッチの写真
こちらがボリュームスイッチ。

ここが破損するのはあるあるですね。
私も過去に何度か経験があります。

Lボタンの取り付け

本体から基板を取り外し、基板単体で作業を行います。
まずは、Lボタンの固定と取り付けを行いました。

2DSLLのメイン基板の写真
2DSLLのメイン基板。
2DSLLの基板修理時の写真
机から浮かせて作業します。
2DSLLのボリュームスイッチ取り外し時の写真
ボリュームスイッチを先に取りました。
2DSLLのLボタン取り付け時の写真
外れたボタンを基板に乗せます。
2DSLLのLボタン取り付け時の写真
ボタンを固定する部分が剥がれているため、
UV硬化パテで固定します。
2DSLLのLボタン取り付け時の写真
硬化中…。
2DSLLのLボタン取り付け時の写真
次に、ハンダ付けを行います。
2DSLLのLボタン取り付け時の写真
私の目が悪くなってきて、肉眼では見えないので、
実体顕微鏡を使用して取り付けました。
2DSLLのLボタン取り付け時の写真
取り付け後。

ボリュームスイッチの交換

Lボタンの取り付け後、破損していたボリュームスイッチの交換を行いました。

2DSLLのボリュームスイッチの写真
新しいボリュームスイッチ。
2DSLLの修理後の組み立て時の写真
取り付けて動作確認へ。

動作確認と組み立て

2DSLLの修理後の組み立て時の写真
カバーは付けずに、この状態で動作点検を行います。
2DSLLの修理後の動作点検時の写真
ボタンの反応と、ボリューム調整ができるかを確認。
2DSLLの修理後の動作点検時の写真
問題なかったので、組み立てて修理完了!

2DSLLの分解時にボタンが脱落した場合

当社では、お客様ご自身の分解時に発生した故障にも対応しております。
今回のように、パターン修正や基板補修を行い、正常に動作するよう修理を行います。

ご自身で修理を試みる際に接着剤などを使用すると、
その後の修正が困難になるケースがあります。

また、このような修理は細かな作業が必要となるため、専用の工具も必要です。

破損部分が軽度であれば、比較的低コストで対応できる場合もありますので、
同様の症状でお困りの際はご相談ください。

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