2026年現在では、
スマートフォンをはじめ、多くの電気製品でUSB Type-Cが使用されています。
久しぶりに3DSでゲームをしようと思った際に、
「あれ、充電ケーブルどこだっけ?」
となった経験がある方も多いのではないでしょうか。
もし3DSがUSB Type-Cで充電できれば、
スマートフォン用の充電ケーブルをそのまま使用できるため、
より手軽に使用できるようになります。
また、
・充電ができない
・角度によって充電されたりされなかったりする
・充電端子の接触が悪い
といった症状が発生している場合は、充電ポートの故障が考えられます。
このような場合、
純正タイプの充電ポートへ交換修理を行うだけでなく、
USB Type-C化を行うという選択肢もあります。
本記事では、
3DSの充電端子をUSB Type-Cへカスタマイズした事例を紹介します。
Type-C化するメリットとデメリット
3DSをUSB Type-C充電ポートへ変更するメリットとしては、
・専用充電ケーブルを持ち歩く必要がなくなる
・スマートフォンなどと同じケーブルで充電できる
・出先でも充電しやすい
・今後も長く使いやすくなる
といった点があります。
現在、3DSの純正充電ポートはかなり品薄となっており、
当社でも在庫を確保しておりますが、
入荷数が少なく、今後も安定して入手できるか分からない状態です。
そのため、充電ポートが故障したタイミングで、
USB Type-C化を選択される方や、当社からタイプC化をご提案することがあります。
一方で、Type-C化にはデメリットもあります。
まず、
スマートフォン等で使用されている急速充電(USB PD)には対応していません。
そのため、USB Type-C同士のケーブルでは正常に充電できず、
USB-A to Type-Cケーブルを使用する必要があります。
また、Type-Cポートを取り付けるために、
本体外装を加工する必要があるため、純正状態を維持したい方にはあまりおすすめできないカスタマイズです。
充電台が使用できなくなるのもデメリットの一つです。



3DSをType-C充電ポートへ交換する
今回は、
当社で所有している点検用の3DSをType-C化していきます。
この3DSは、お客様より故障した3DSをお預かりした際に、
どの部分が故障しているかを確認するために使用している点検用本体です。






純正の充電ポートを外す
3DS本体から基板を取り外し、
基板へ実装されている純正の充電ポートを取り外します。

ホットエアーを使用して取り外します。



タイプC充電ポートを取り付ける
基板へType-C充電ポートを取り付けます。
今回使用するのは、小型基板付きのType-Cポートです。
従来のポート単体タイプでは、ポートの足だけで固定する構造となっているため、
ケーブルの抜き差しによって端子が浮いたり、足が曲がってしまうことがありました。
一方、今回使用する基板タイプは、
基板ごと固定できる構造となっているため、よりしっかり固定することが可能です。




組み立てて外装を加工する
基板を本体へ戻して組み立てを行ったあと、
LRボタンが取り付けられている外装カバーを、Type-C充電ポートに合わせて加工します。

別の点検用3DSへ基板を取り付けて動作確認を行います。


超音波カッターを使用してカットします。

加工部分のバリを削ります。

形状を調整します。


組み立てと動作確認
外装加工後は本体を組み立てて、
正常に充電できるかを確認して作業完了です。




3DSの充電ができない不具合でお困りの方へ
今回は、
純正充電ポートからType-Cポートへのカスタマイズ事例を紹介しました。
純正が良いという方は、純正ポートへの交換修理も承っております。
また、3DSの充電ができない不具合には、
充電ポートの故障以外にも、
・充電ポート取り付け部分の基板破損
・基板の故障 などによって発生するケースもあります。
そのため、充電できない原因を調べてから、
修理やカスタマイズを行うことが重要です。
お見積りは無料で行っておりますので、
下記ページよりお気軽にお問い合わせください。

