日時がリセットされるPS2(SCPH-50000)の電池交換

主電源をオフにした際や、
電源コードを抜いた際日時が初期化されてしまう状態のSCPH-50000をご依頼いただきました。

目次

日時が初期化される原因は?

多くの電子機器には、
電源を切った際でも設定や日時を記憶しておくためのバックアップ電池が搭載されています。

PS2も例外ではなく、コイン電池が搭載されています。

このコイン電池の劣化や、
基板の故障(腐食や錆による接点不良、電子部品の故障など)により、
電源を切った際に日時が初期化されてしまう症状が発生します。

とはいえ、ほとんどの場合はコイン電池の劣化が原因です。
そのため、本体を分解して基板に取り付けられているコイン電池を交換することで改善します。

SCPH-50000の内蔵電池を交換する

SCPH-50000の内蔵電池を交換するためには、
本体を分解して、基板を取り出す必要があります。

SCPH-50000の本体の写真
今回、電池交換を行うSCPH-50000です。
SCPH-50000の時刻合わせ画面
分解前に初期点検を行います。
しっかりと(?)初期化されていました。

ほとんどのPS2で、内蔵電池の劣化が見られます。

本体を分解する

SCPH-50000の内部の写真
SCPH-50000の内部です。
SCPH-50000の分解時の様子
分解していきます。
SCPH-50000の分解時の様子
基板のシールドプレートを外します。
SCPH-50000の分解時の様子
メイン基板の裏側です。

コイン電池は、表側に取り付けられているため、
ディスクドライブやプレートを外す必要があります。

内蔵電池を交換する

SCPH-50000のメイン基板の写真
こちらがメイン基板の表側です。
SCPH-50000のメイン基板の写真
コイン電池ソケット部の写真
コイン電池を交換します。

組み立てと動作確認

SCPH-50000の電池交換後の組み立て時の写真
組み立てます。
SCPH-50000の電池交換後の組み立て時の写真
この状態で本体を起動させて、
日時を合わせます。
SCPH-50000の電池交換後の時刻合わせ画面
日時を合わせて、
本体の電源を切り、組み立てます。
SCPH-50000の電池交換後の動作確認時の様子
組み立てて、日時が保持されていることを確認できれば修理完了です。

PS2の内蔵電池交換をご検討中の方へ

今回は、SCPH-50000の内蔵電池を交換しましたが、
当社ではPS2のすべての型番の電池交換を承っております。

ただし、電池切れが発生している場合であっても、
ゲームのプレイに大きな支障はないケースがほとんどです。
また、電池切れにより本体が起動しなくなることもありません。

そのため、メンテナンスの一環としてご相談いただくことが多く、
内部清掃と一緒にご依頼いただいたり、
ディスクの読み込み不良や電源が入らない故障の修理とあわせて作業することが多い内容です。

とはいえ、電池交換単体でのご依頼も承っております。
今後も長く使用したい方や、メンテナンスの一環として点検・清掃をご検討中の方は、ぜひご相談ください。

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