コントローラーが無線接続できなくなったため、
システムソフトウェアのアップデートを行ったところ、
アップデート中にエラーコード「8002F1F9」が発生。
その後、再起動を行っても同様のエラーが発生し、
エラーループから抜け出せなくなったとのことで、
修理のご依頼をいただきました。
お預かり時の初期点検
お客様からの申告内容と、
こちらで確認できる症状に相違がないかを確認するため、
お預かり後、まず初期点検を行います。


再起動しても同様にエラーとなっていました。
アップデートエラーが発生する原因について
アップデート中に表示されるエラーコード「8002F1F9」は、
主に PS3 本体内部に原因があるケースが多く見られます。
メイン基板上の電子部品に不具合が発生している場合、
アップデート処理が正常に進まず、
エラーが発生します。
そのため、初期化や HDD の交換を行っても改善しないことが多く、
基板自体の修理が必要となります。
※実際の修理経験上、初期化を行っても改善しないケースがほとんどです。

分解し、アップデートエラーが発生する原因を特定する
電子部品の故障といっても、関連する部品は複数あります。
そのため、本体から基板を取り出し、
基板上の部品を一つずつ点検しながら、
エラーが発生する原因を特定する必要があります。


電源ボックスを取り外します。


もありますが、
仮にケーブルが断線している場合でも、
アップデート自体は正常に完了します。
また、コントローラーについても、
本体の近くであれば無線接続は可能です。
メイン基板上の電子部品を点検する
アップデートエラーが発生している主な原因は、
Wi-Fi・Bluetooth モジュールと呼ばれる部品、
および、それに関連する電子部品の故障です。
まれにではありますが、
その他のチップ類が原因となっているケースもあります。
基板のシールドプレートを取り外し、
Wi-Fi・Bluetooth モジュールの裏側にあたる部分を中心に点検を行い、
エラーの原因を探していきます。


今回のアップデートエラーの原因は
基板を点検した結果、
Wi-Fi・Bluetooth モジュールに関連する電子部品の故障により、
アップデートエラーおよび、
コントローラーが無線接続できない不具合が発生していました。
電子部品の故障によって、
Wi-Fi・Bluetooth モジュールが正常に動作していなかったことが、
今回の原因です。

Wi-Fi・Bluetoothモジュール関連部品を交換
原因が特定できたため、
該当する電子部品の交換を行いました。
あわせて、劣化していた熱伝導グリスも交換し、
簡易的な清掃を行います。

動作点検を行う
原因の特定および部品交換までを行いましたが、
複数の電子部品が故障している可能性もあるため、
最小構成の状態で組み立てを行い、動作点検を実施します。



ホーム画面に戻ってくることができました。

PS3 のアップデートエラーでお困りの方へ
PS3 のアップデートエラーは、
初期化や HDD の交換を行っても改善しないケースが多く、
実際には、ほとんどの場合で改善は見られません。
そのため、基板の修理を行うほかありません。
当社では、可能な限りセーブデータを保持したまま修理を行っています。
より詳しい状況確認やお見積りをご希望の場合は、
ページ下部の見積りフォームよりご連絡ください。
