PSP-3000 電源が入らない原因と修理内容

充電ケーブルを差し込む、またはバッテリーが入っている状態で
電源スライドを上にあげると、通常であれば緑ランプが点灯し、PSPは起動します。

しかし、何度電源をONにしても全く反応しない症状
PSP-3000をお預かりしました。

目次

症状を確認する

お預かり後、まず初期点検を行います。
起動ボタンを操作してもランプは点灯せず
充電ケーブルを接続した状態でも反応は確認できませんでした。

当社では、分解前に必ず初期点検を行っています。
分解後に点検を行うと、外装などが原因の場合に気づけない可能性があるためです。

電源が入らないPSP
今回修理するのはPSP-3000
電源が入らないPSPの裏側
キズが少なく綺麗なPSPでした。
大切にされていたのが分かります。

考えられる原因

バッテリーが無い状態でも、充電ケーブルを差し込めば
PSPは起動可能です。

初期点検では、充電ケーブルを接続した状態でも
反応が確認できなかったため、
基板や電源スライド周辺の故障が原因として考えられます。

バッテリーを取り外した後のPSP

分解し、内部の状態を点検する

前項の点検結果から、原因は内部にある可能性が高いため、
分解を行い、電源スイッチ周りや基板の状態を中心に点検を進めます。

PSPの内部
PSP-3000の内部
PSPの起動ボタン
まずは電源スライドボタンを点検します。

電源スライドボタンには不具合が見られなかったため、
液晶を取り外し、メイン基板の調査を行います。

PSPの起動ボタンを点検時の様子
点検用の起動ボタンに交換しても電源入らず。
…というか、この部品って正式名称なんて呼ぶんだろう
PSPの液晶を取り外す
液晶を取り外します。
PSPのメイン基板
PSP-3000のメイン基板です。
PSPの電源ライン部分
故障が多い箇所のため、この部分を重点的に点検しています。

今回の起動できない原因

点検の結果、メイン基板の故障により、
電源が入らない症状が発生していることを確認しました。

起動できない原因の写真
基板上に設置されている電子部品が故障していました!

修理内容

原因が特定できたため、該当箇所の修理を行います。

起動点検時の様子

メイン基板に実装されている小型の電子部品が故障していたため、
該当部品を交換しました。
また、予防として関連する部品も同時に交換しています。

動作点検

修理後、ほかに不具合がないか、正常に起動し続けるか、
また、負荷がかかった際に電源が切れないかなど、
動作点検を行いました。

修理後のPSP
無事、修理に成功しました。
修理後のPSP
起動できない系の故障は、
原因が分からず修理できないケースもあるので一安心。

まとめ

PSP-3000の電源が入らない症状は、
原因の切り分け自体は比較的分かりやすいケースが多く見られます。

また、ACアダプター側の故障が原因となっている場合もあるため、
起動しない=分解して修理、
ではなく、まずは周辺環境の不具合を疑うことが重要です。

発売から年数が経過している機種のため、
バッテリーの故障や劣化が原因となっているケースも少なくありません。
バッテリー交換で改善する場合もあるため、一度確認してみるのも一つの方法です。

それでも起動しない場合は、
修理のご相談をいただければと思います。

修理を検討されている方へ

当社では、PSPの修理にも対応しています。
今回のような電源が入らない症状のほか、
ゲームソフトを読み込まない読み込み時に異音がする、
液晶が割れているといった故障についても、ご相談をいただくことが可能です。

修理内容や状態によって対応可否は異なるため、
事前にお見積りをご確認ください。

シェアはご自由にどうぞ!
  • URLをコピーしました!
目次