本記事では、
PSPのゲームソフト(UMD)を読み込めない原因や、
簡単に試せる修理方法、修理の依頼先について解説します。
UMDを読み込めない原因
PSPには、
・PSP-1000
・PSP-2000
・PSP-3000
の3種類があります。
これらすべての型番で多く発生する故障が、UMDを読み込めない症状です。
また、UMDの読み込み時に「キュルキュル」と異音が発生する症状も多く見られます。

UMDドライブの故障

PSPには、
UMDドライブと呼ばれるゲームソフトを読み込むための部品が、本体裏側に搭載されています。
UMDを入れる際に見える部品がUMDドライブです。
UMDドライブには、
・ゲームソフトを読み込むピックアップレンズ
・ピックアップレンズを適切な位置に移動させるギヤ
・ゲームソフトを回転させるモーター
などの部品で構成されています。
これらの部品のいずれかが故障することで、ゲームソフトを正常に読み込めなくなります。
その中でも、特に多いのがピックアップレンズの故障です。
基板の故障

UMDドライブで読み込まれた情報は、メイン基板へ送られます。
この際、基板側が故障していると、
UMDドライブが正常にゲームソフトを読み込んでいても、
その情報を正しく処理できず、読み込み不良が発生することがあります。
また、基板の故障によってUMDドライブそのものが正常に動作しなくなり、
結果としてゲームソフトを読み込めなくなっているケースもあります。
修理方法について
ゲームソフトを読み込めない原因は複数あるため、
修理を行う際は原因の切り分けを行い、適切な修理方法を選択する必要があります。
UMDドライブの故障の場合
ゲームソフトをセットしてカバーを閉じた際に、
PSP本体から何らかの動作音(UMDの回転音など)があり、
画面右下の読み込み中を示すマークが表示されている場合は、UMDドライブの故障である可能性が高いと考えられます。
この場合は、UMDドライブ内のピックアップレンズに汚れが付着しており、
この汚れによって読み込みができていないことがあるため、
アルコールを染み込ませた綿棒でピックアップレンズ表面を優しく清掃することで改善するケースがあります。
ただし、ピックアップレンズそのものが故障している場合は、清掃を行っても改善しません。
その場合は、UMDドライブの交換が必要となります。
また、画面に読み込み中を示すマークが
・数秒で消える
・表示されない
といった場合は、基板が故障している可能性があるため、原因を特定したうえで修理を行う必要があります。
基板故障の場合
ゲームソフトをセットしてカバーを閉じても反応がない場合や、
・ゲームソフトが回転するが、読み込み完了前に止まってしまう
・ゲーム中にフリーズする
・画面に読み込みマークが表示されない
といった場合は、基板が故障している可能性が高い状態です。
原因を特定し、修理を行う必要があります。
PSPの修理はどこに出す?
ソニー公式のPSP修理サービスはすでに終了しているため、
PSPが故障した際には、自分で修理を行うか、当社のような修理業者に依頼する必要があります。
当社にご依頼いただくお客様からよくお聞きするのが、他店で点検を受けた結果、
「部品がないため、修理不可」
「基板故障のため、修理不可」
として、点検料や返送料を支払ったものの、修理できずに返却されたというケースです。
当社では、PSPを多く修理しているため、部品は常に在庫しております。
基板の故障による読み込み不良についても対応可能ですので、
PSPの修理業者をお探しの際は、一度バニークラフトにお声がけください。

PSP-3000 UMD読み込み不良の修理事例
ここまで、PSPのゲームソフトを読み込めなくなる原因について解説しました。
ここからは、実際にお預かりしたPSP-3000の修理事例を紹介します。

UMDを読み込ませて、原因の切り分けを行います。

UMDの読み込み中を示すマークが表示されました。
UMDは異音なく回転しており、
ピックアップレンズの移動音も確認できました。
その後、30秒ほど経っても読み込みが完了せず、
読み込みマークが消えたため、
UMDドライブ側に問題があると判断しました。


本体を分解する





UMDドライブの交換


新しいUMDドライブへ交換します。
動作確認





PSPのゲームソフトを読み込まない場合はご相談ください
今回はPSP-3000の修理事例を紹介しましたが、PSP-1000、PSP-2000の修理も行っております。
ゲームソフトの読み込み不良はもちろんのこと、
ボタンの操作不良や画面の割れ、液晶の黄ばみなどにも対応しております。
気になるPSPの修理費用は、以下のページをご参照ください。

