ゲームソフトをセットした際に、PSP内部でUMDが回転している音はするものの、
しばらくすると画面上に【ディスクの読み込みに失敗しました】と表示され、
ゲームを起動できないPSP-3000の修理をご依頼いただきました。
複数のゲームソフトを使用して動作確認
PSP-3000において、【ディスクの読み込みに失敗しました】と表示され、
ゲームを起動できない症状は、
ゲームソフト側の傷や劣化、汚れなどが原因で発生しているケースもございます。
そのため、当社の動作確認用ゲームソフトを複数使用し、
本体側の故障か、ゲームソフト側の問題かを切り分けて確認します。



本体を分解して、UMDドライブを交換
初期点検の結果、
複数のゲームソフト(UMD)にて、
読み込みができない、または画面上にエラーメッセージが表示される状態でした。
また、UMD自体は正常に回転しており、
ホーム画面上にも読み込み中を示すマークが表示されていたため、
UMDドライブ側の故障と判断し、ドライブ交換を行って症状が改善するかを確認します。



基板に接続されているUMDドライブケーブルを外します。

PSP-2000と同じドライブが使用されています。

組み立てと動作確認
UMDドライブを交換した後は、
液晶などを取り付け、上側カバーを取り外した状態で本体を起動させ、正常に読み込みできるか動作確認を行います。



エアーブローを行い、組み立てる
PSPは構造上、
分解時に内部のホコリやゴミが液晶表面へ落ちやすいため、
組み立て前にエアーブローを行い、内部の清掃を行います。
この作業を行わないまま組み立てると、
液晶表面にホコリやゴミが見える状態となり、見栄えが悪くなってしまいます。


上部カバーを取り付けます。

まとめ
PSP-3000のUMD読み込み不良は、
UMDドライブ側の故障だけでなく、ゲームソフト側の傷や劣化、
メイン基板側の故障など、様々な原因で発生します。
また、近ごろ当社へご依頼いただく内容として多いのが、
UMD読み込み時にキュルキュルと異音が発生するため、
本体を分解せずにUMDカバーを開け、その隙間から潤滑スプレーや接点復活剤を吹きかけてしまった結果、
すべてのUMDが読み込めなくなった、画面にシミのような模様が発生した、電源が入らなくなった、といった症状です。
PSPのUMDドライブは、
カバーを開けると内部が見える構造ではあるものの、実際には本体内部へ入り込む形で搭載されています。
そのため、分解を行わずに潤滑スプレーや接点復活剤を使用した場合、
液体が内部へ入り込み、基板のショートや液晶の破損など、別の故障が発生することがあります。
PSP-3000のUMD読み込み不良や異音でお困りの際は、一度当社までご相談ください。

