本記事では、分解から交換、動作確認までの流れを順に紹介します。
なお、本記事の内容をもとに分解・作業を行った際に発生した破損や不具合については、
当社では一切の責任を負いかねます。
作業はすべて自己責任にてお願いいたします。
また、当社では交換作業の代行も行っております。
当社にて部品をご購入いただいたお客様に限り、
割引価格での修理受付を行っておりますので、作業が難しい場合や、
作業中の破損、症状が改善しない場合はご相談ください。
ボタンシートの交換で改善しない症状について
以下の症状に該当する場合は、ボタンシートを交換しても改善しない可能性があります。
・ボタンが沈み込んでおり、押し感が弱い、または悪い。
・すべてのボタンが一切反応しない。
このような場合は、その他の不具合が原因であることが考えられます。
PSP-3000のボタンシート交換手順
まず、本体裏側からバッテリーを取り外し、各ネジを外します。





上部カバーを外す
次に、上部カバーを外します。
無理に外そうとするとカバーが割れることがあるため、慎重に取り外します。

上部カバーを浮かせます。


浮かせたら真っすぐ上側にカバーを外します。
※力を入れて開封すると、液晶が破損する恐れがあります。


スタートボタン類と液晶を外す
上部カバーを外した後は、
スタートボタン、セレクトボタン、ホームボタン、音量調整ボタン、
液晶の明るさ調整ボタンが付いているカバーを取り外します。
続いて、液晶を本体から取り外します。


このネジを外します。
※ネジが無い場合は、次の工程へ。


ホームボタン部分を外します。

液晶下付近に移動させます。

※力を入れると液晶が破損する恐れがあります。




古いボタンシートを本体から剥がす
劣化、故障しているボタンシートを本体から剥がします。


ボタンシート交換時の邪魔にならない位置に移動させます。

年式等によってはネジで固定されていることもあります。




電源スイッチは再利用するため、古いボタンシートから外しておきます。

新しいボタンシートを貼り付ける
本体側の貼り付け面をアルコール等で清掃し、脱脂してから、新しいボタンシートを貼り付けます。



本体に貼り付けます。

優しく接着します。
その後は、起動スイッチを適切な位置に取り付けます。

ヒートガンやドライヤー等で軽く温めて折り目をつけ、
基板へ接続します。

ボタンシートの交換は完了です。
組み立てと動作点検
ボタンシート交換後は、液晶やその他の部品を元に戻し、正常にボタンが反応するかを確認します。

液晶面に指紋や傷が付かないように慎重に作業します。



動作確認を行います。


ホコリが入らないように上部カバーを取り付け、ネジを締めて完成です。
ボタンシート交換後に発生しやすい不具合について
〇ボタンシートを交換した後に発生しやすい不具合として、以下の症状があげられます。
・電源が入らない
・起動できない
・一部のボタンが反応しない
・Rボタンが連続で入力される
これらの症状が発生している場合、以下の原因が考えられます。
【電源が入らない場合】
電源スイッチ基板や、メイン基板側の接続が正しく行われていない可能性があります。
また、作業中の影響により基板が故障していることも考えられます。
【ボタンが反応しない・連続で入力される場合】
PSPのボタンシートは感圧式のため、シートの折れや寄れ、曲がりによって内部で不具合が発生している可能性があります。
位置の修正で改善する場合や、再度交換が必要となるケースもあります。
修理に行き詰まった方へ
当社では、分解済みや、修理途中で作業が止まっている状態であっても修理の受付を行っております。
修理に伴い新たな不具合が発生している場合でも対応可能ですので、ご相談ください。

