3DSLLの外装破損は多く発生します。
特に破損しやすい部分としては、
Rボタン付近のヒンジ部分(外装のつなぎ目)の割れです。
落下させたり、本体を開きすぎて逆パカしてしまったりと、
衝撃により破損することもありますが、
落下などの心当たりがなく、大切に使用していても、
日々の本体開閉によりヒンジ部分が劣化し、自然に割れてしまうことがあります。
本記事では、
・ヒンジが割れたらどうしたらいいか
・実際にお預かりした3DSLLの修理事例の様子
・自分で修理可能か、または修理はどこに出せばいいか
の3つを題材として紹介します。
ヒンジ破損が発生したらどうしたらいいか。

ヒンジ部分が破損するまでの流れとしては、
多くのケースにおいて、まずRボタン付近の外装にヒビが入ります。
その状態で使用を続けていると、
ある日突然、本体を開閉した際に破損してしまうことがあります。
また、ヒビが入った状態では強度が低下しているため、
落下などの衝撃によって一気に割れてしまうこともあります。
上下の外装が分離しないように固定する
3DSLLのヒンジ部分には、
・上画面のケーブル
・スピーカーケーブル
・カメラケーブル
・アンテナケーブル
と4つのケーブルが通っています。
ヒンジ部の外装が割れてしまった際には、
上下の外装をつないでいるのはこれら4つのケーブルです。
そのため、
上下外装が完全に分離してしまったり、
大きくズレてしまった際には、これらのケーブルが断線する恐れがあります。
断線した場合であっても修理は可能ですが、
液晶画面などの部品を交換する必要があるため、
当社のような修理業者へ依頼する場合はもちろんのこと、
自分で修理する場合であっても交換部品が増え、修理費用が高くなります。
そのため、ヒンジ部が破損した際は
それ以上動かないようにマスキングテープや輪ゴムなどで固定することをおすすめします。
また、ヒンジ部が破損し、
・電源が入らない
・上画面が映らない
といったヒンジ破損以外の不具合が発生している場合でも、それ以上の破損を防ぐため、固定することをおすすめします。

破損した部品を回収する
ヒンジ部が破損した際に、
ポロっと取れてしまった部品は回収して保管しておきましょう。
特に取れてしまうことが多いのが、
上下の外装を固定するためのヒンジロックパーツです。
修理時に必要となるため、紛失しないよう保管しておくことをおすすめします。

透明のパーツ、黒いパーツが必要です。
接着剤やボンドで固定しないで!
ハウジング・プレート・フェイスプレートなど様々な呼び方がありますが、
修理を行う場合は下側外装のプレートを交換する必要があります。
瞬間接着剤やパテで固定する方もいらっしゃいますが、
ヒンジ部は力が掛かる部分のため、すぐに再度破損してしまうケースがほとんどです。
また、接着剤などで固定した場合、
ヒンジのロックパーツが再利用できなくなったり、
接着剤の気化ガスにより液晶表面が白く濁ったり、ザラつきが発生したりすることがあります。
さらに、ヒンジを通っているケーブルには、
紙ほどではありませんが、簡単に曲がる柔軟性のある薄いケーブル(フレキシブルケーブル)が使用されています。
このケーブルに接着剤が付着すると、
柔軟性が失われて固くなり、断線しやすくなる傾向があります。
修理を行う予定がある場合は、接着剤を使用しないことをおすすめします。

修理はどこに出す?
任天堂では、すでに3DSLLの修理受付は終了しています。
そのため、修理を行う場合は、
自分で修理を行うか、当社のような修理業者へ依頼する必要があります。

自分で修理することは可能?
不可能ということはありません。
ですが、簡単に交換できる修理ではありません。
多くのウェブサイトや動画で交換方法が解説されており、補修部品も販売されているため、修理そのものは可能です。
慣れれば簡単です。
私は何度も交換を行っていますが、
電源が入らないといった原因を特定する必要がある修理と異なり、
どこが壊れているか一目で分かる故障のため、比較的簡単な部類に入ると思います。
しかし、私も初めてヒンジ割れの修理を行った時は、
ケーブルを断線させたり、部品の取り付けを忘れたりと、難しいなと感じた記憶があります。
以下の修理事例をご覧いただき、難しそうと感じた際は、修理業者へ依頼するのが良いでしょう。
ヒンジが割れた3DSLLの修理事例
実際にお預かりした3DSLLの修理時の様子を紹介します。

ヒンジ割れ以外の不具合はありませんでした。

上下外装の分離




ハウジングの交換



基板を取り付けて組み立てます。


動作確認


3DSLLの修理業者をお探しの方へ
当社では、3DSLLのヒンジ破損修理や、
画面の黄ばみ、不点灯、破損、電源が入らない故障など、3DSLLに発生する様々な故障の修理を受付しております。
ヒンジ破損修理をご依頼いただく際に、
・ボタンが一部効きづらい
・スライドパッドが破損している
といった追加修理をご希望の場合は、同時にご依頼いただくことにより割引価格で対応しております。
また、自分でヒンジ交換を試みた結果、
・電源が入らなくなってしまった
・画面が点灯しなくなった
・基板のコネクターラッチが破損した
といった不具合の修理も受付しておりますので、お気軽にご相談ください。

