【2DSLL】スライドパッドが勝手に動く原因と対処法を解説。

2DSLLに限らず、
3DSシリーズでもスライドパッドの誤作動は多く発生します。

自然に発生する場合もありますが、
分解時の取り付けミスにより発生することもあるため、
スライドパッドが勝手に動いたり、連続で入力されたりする症状でお困りの際は、本記事をご覧ください。

目次

スライドパッドが勝手に動いてしまう原因と対処法

本記事では、実際に修理としてお預かりした2DSLLの修理時の様子を交えながら解説します。

スライドパッドが誤作動を起こす2DSLLの写真
今回お預かりした2DSLLです。
初期点検時の様子。
スライドパッドを操作した際に、一時的に連続で入力される状態でした。

原因その1 スライドパッドゴムが接触している

スライドパッド表面のゴムが、
スライドパッド下の外装と接触しており、それが引っかかりとなって誤作動を起こすことがあります。

劣化したスライドパッドや、外装の汚れによるベタつきが原因で発生します。

物理的な誤作動であるため、本体設定から補正を行っても改善しません。

そのため、スライドパッドの交換や清掃が必要となります。

劣化した2DSLLのスライドパッドの写真
スライドパッド表面が、ベトッとしている場合は交換が必要です。

原因その2 スライドパッドユニットの不具合

スライドパッドは、表面のゴム部分ユニット2つの部品で構成されています。

ユニットに不具合が発生すると、

・少し動かしただけで連続で入力される
・常に上下左右のいずれかに入力されている
・一度操作すると、一定時間その方向に入力され続ける
・ゴリゴリといった操作感がある
・スライドパッドを操作しても反応しない

といった症状が発生します。

本体設定のスライドパッド補正を行うことで改善するケースもあるため、
一度補正を試し、改善しない場合はスライドパッドユニットを交換する必要があります。

2DSLLの本体裏側の写真
スライドパッドユニットを交換するために、本体を分解します。
2DSLLの裏カバー固定ネジの潰れ写真
2DSLLはY字ネジが使用されており、
ネジが潰れてしまうことが多々あります。

今回お預かりした2DSLLでも、ネジが潰れた状態でした。
お客様より交換用部品をお持ち込みいただいていたため、
ご自身で修理を試みられた可能性があります。
2DSLLの裏カバー固定ネジをドリルでもんでいる所
潰れたネジの頭をドリルで削り取ります。
2DSLLの裏カバー取り外し時の写真
裏側カバーを取り外します。
2DSLLの内部の写真
2DSLLの内部です。
2DSLLのスライドパッドユニットの写真
こちらがスライドパッドユニットです。

原因その3 スライドパッドユニットの取り付け部分の不具合

スライドパッドユニットは基板のコネクターに接続されており、コネクターには細いピンが4本あります。

このピンのいずれかが曲がったり
腐食やサビによる接点不良が発生した際に、連続で入力される症状が発生します。

本体分解時にスライドパッドユニットのケーブルを取り付けたり、
取り外したりする際にピンが曲がってしまうことも多く、分解後に勝手に動くようになる症状が発生することもあります。

コネクターのピン修正や、サビや腐食による場合はコネクター交換が必要となります。

2DSLLのスライドパッドケーブル取り付けコネクターの写真
赤枠部分のコネクターは、破損やサビ・腐食がよく発生します。

スライドパッド交換時の様子

ここまで、今回修理依頼としてお預かりした2DSLLの写真を使用し、
スライドパッドが勝手に動く原因と対処法について解説しました。

お預かりした2DSLLでは、
スライドパッドゴムの劣化による接触と、
スライドパッドユニットの不具合により誤作動が発生していたため、ユニットと表面のゴムの2点を交換しました。

なお、今回使用した部品はお持ち込み部品です。

2DSLLの新しいスライドパッドの写真
今回お持ち込みいただいたスライドパッドとユニットです。

ユニットは3DSLL用だったため、
当社で用意した2DSLL用の部品へ交換しました。
スライドパッドの新旧比較写真
スライドパッドの比較。(左が新しいもの)

この際に色を変えるのもありですね。
2DSLLのスライドパッド交換後の動作確認時の写真
交換後の動作確認。
誤作動は解消されました。
2DSLLの修理完了後の写真
修理完了です!

2DSLLのスライドパッド誤作動でお困りの方へ

本記事では、誤作動が発生する原因と対処法を解説しました。

汚れなどによる誤作動である場合は、
清掃を行うことで改善が見込まれますが、
スライドパッドユニットやゴムの劣化による場合は、本体を分解する必要があります。

3DSシリーズと比べ、2DSLLは分解方法が少し難しい傾向にあり、
力任せに分解してしまうと、基板に取り付けられている

・音量調整ボリューム
・L/Rボタン
・起動ボタン

が基板から剥がれてしまうことがあります。
そのため、自分で修理を行う場合は慎重に作業を進めてください。

また、「自分では無理そう」と感じた場合は、当社に修理をご依頼ください。

自分で修理を行おうと部品を購入したものの修理できなかった方や、
分解時に破損してしまった方、分解したものの症状が改善しなかった方の修理も受付しております。

修理に行き詰まった場合でも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

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