DS LiteのLボタン、Rボタンが強く押さないと反応しない。
反応しづらい、全く反応しないといった症状は多く発生します。
本記事では、DS LiteのL/Rボタンに発生する不具合の原因や対処方法、
実際にお預かりしたDS Liteの修理時の様子を紹介します。
L/Rボタンが反応しない原因は?
反応しないといっても、
・強く押すことで反応する。
・ボタンを押す角度や位置を調整すると反応する。
・3回に1回程度反応しないときがある。
・全く反応がない。
・押した感触がなく(クリック感)反応しない。
といったように、症状はさまざまです。
原因は主に基板に取り付けられているボタン(タクトスイッチ)によるものです。
ボタン内部の接点不良や劣化により、反応不良が発生します。
一方で、全く反応がない、押した感触がない場合においては、
タクトスイッチが基板から外れてしまっているケースもあります。

このスイッチ内部の接点不良や劣化により、
ボタンの反応不良が発生します。

このように、基板からスイッチが外れてしまっているケースもあります。
修理は簡単にできる? 修理方法について
DS LiteのL/Rボタンの反応不良の修理は、
基板に取り付けられているタクトスイッチを交換する必要があります。
しかし、スイッチを交換するには、
ハンダコテやホットエアー、ピンセットなどの工具が必要です。
そこで、多くのウェブサイトや動画などで紹介されているのが、
基板に取り付けられているスイッチへ接点復活剤を塗布し、
たっぷりとスイッチ内部へ染み込ませることで、
スイッチを交換せずに改善を試みる方法です。
この方法で一時的に改善するケースはありますが、
スイッチは水分が入り込まないようにラバー(ゴム)が入っているため、
その隙間を接点復活剤が通り、スイッチ内部へ十分に染み込むのは難しいと考えられます。
また、接点復活剤はベトツキがあるため、
ボタンの押し感が悪くなったり、ホコリや汚れなどが付着しやすくなったりして、
かえってボタンの操作不良を招く可能性があります。
そのため、今後も長く使いたいという場合は、
スイッチそのものを交換する必要があります。
一方で、基板からボタンが外れてしまっている場合は、
スイッチをハンダ付けする部分(パッド)も一緒に剥がれているケースが多いため、
スイッチの交換と合わせて基板の修正も必要となります。
そのため、簡単に修理できるとは言えない故障です。

実際の修理事例を紹介
今回修理を行うのは、
Lボタンを強く押さないと反応しないDS Liteです。


本体から基板を取り出す


基板を取り外します。


Lボタンを交換する

ホットエアーを使用して、ハンダを溶かして取り外します。






組み立てと動作確認




DSLiteのL/Rボタンの動作不良でお困りの方へ
今回お預かりしたDS Liteでは、Lボタンのタクトスイッチのみを交換しました。
Rボタン側は正常に反応していたため交換は行いませんでしたが、
片側のみ新品へ交換した場合、左右のクリック感の違いが気になることがあります。
実際に動作確認を行う際も、
交換した側のボタンは押しやすく、新品特有のしっかりとしたクリック感があります。
【カチカチ】とクリック音も心地よい音になります。
そのため、今後も長く使用したい場合や、
左右の押し心地を揃えたい場合は、L/Rボタンを同時に交換するのもおすすめです。
当社では、正常に動作しているボタンであっても、
修理とあわせて交換をご依頼いただくことで割引価格にて対応しております。
ご希望の場合は、お見積り時の備考欄へご記載ください。

