システムソフトウェア4.93が公開されたため、
更新を行ったところ60%付近でエラーが発生し、起動できなくなったPS3(CECH-4000C)の修理をご依頼いただきました。
お預かり時の状態
システムソフトウェア4.93への更新時にエラーが発生する場合、
メイン基板側の不具合が原因となっているケースが多く見られます。
ただし、アップデートデータの不整合や一時的な不具合によって同様の症状が発生することもあるため、
お預かり後は当社の環境にて再度アップデートを行い、
エラーが発生するタイミングや挙動を確認します。


修理をご依頼いただきました。
原因の調査
本体を分解し、アップデートが失敗する原因の特定を行います。






今回の原因と修理内容
基板の点検を行った結果、
メイン基板上に実装されている電子部品の故障により、アップデートエラーが発生していると判断しました。
該当部品および関連部品の交換を行い、アップデートが正常に完了するかを確認します。


組み立てと動作確認
部品交換後は、
電子部品の不良の影響でチップ自体も故障している可能性があるため、
最小構成で本体を組み立て、モニターに接続してアップデートが正常に完了するかを確認します。




システムソフトウェア4.93へと更新中にエラーが発生した場合
2026年にPS3のシステムソフトウェア4.93が公開されました。
これに伴い、本体に不具合を抱えた状態で更新を行った場合、エラーが発生し起動できなくなるケースが増えています。
多くの場合、システムソフトウェア自体の問題ではなく、本体の故障が原因となっています。
アップデート中のシステムチェックにおいて異常が検知されることで、更新が正常に完了せずエラーが発生します。
現在、ソニーでのPS3修理サポートは終了しているため、
アップデートエラーを解消するには、ご自身で修理を行うか、民間の修理業者へ依頼する必要があります。
また、アップデート中にエラーが発生した場合、
更新が完了しない限りデータの閲覧やバックアップを行うことができません。
当社ではデータの保持を優先して修理を行っておりますので、PS3内に保存されたデータを維持したまま復旧を検討されている場合は、一度ご相談ください。

