電源は入るものの、
青点滅から白ランプへ切り替わらず、
青点滅が続いたまま起動できない状態の PS4 CUH-2000A をお預かりしました。
初期点検の様子
分解して修理を行う前に、まず初期点検を行います。
点検の結果、お客様の申告どおり、青点滅のまま起動できない状態で、
セーフモードにも移行できませんでした。


起動させた状態で数時間放置しておりましたが、
延々と青点滅を繰り返していました。
起動できない原因について
PS4 で多く発生するこの症状は、BLOD(Blue Light of Death)と呼ばれており、
主に基板の故障によって発生します。
基板上で致命的なエラーが発生すると、
本体は正常に起動処理を完了できず、
青いランプが点滅したまま起動できない状態になります。
BLOD の症状にはいくつかのパターンがあり、
青点滅が数秒続いた後に消灯する場合や、
青点滅が延々と続き、白ランプへ切り替わらないケース、
白ランプに切り替わるものの、白ランプがゆっくり点滅し、
映像が出力されない症状も確認されています。
白ランプに切り替わる場合は、WLODと呼ばれていたりもします。
また、セーフモードへ移行しようと電源ボタンを長押ししても、
そのままシャットダウンしてしまうのが特徴です。
BLODの原因を調べる
電源が切れてしまう場合は、PS4 本体内部の電源ボックス故障が考えられます。
しかし今回は、青ランプが消灯せず、点滅を繰り返し続ける症状であったため、
メイン基板を点検し、原因の特定を行います。






今回の起動できない原因について
基板の点検を行った結果、主要チップの故障により
BLOD が発生していると判断しました。
このため、修理を行い、症状の改善を図ります。



…とまぁ淡々と書いていますが、
相当な時間を費やしました(;´Д`)
改善しない。原因が分からないというケースも普通にあるので、
電源が入らない・起動できない系の故障は少し苦手意識があります。
修理後の動作点検を行う
修理後は、症状が改善しているかを確認するため、
最小構成の部品のみを取り付けた状態で PS4 を起動させます。



…と言いたいところではありますが、
すでに数十回以上の点検と修理を繰り返しているので、
成功だ!!というよりは、解放された…。という気持ちが強いのです。

PS4の修理をご検討中の方へ
今回の起動できない原因は、
メイン基板の故障によって発生していました。
PS4 は修理内容によって、データが消失してしまうケースがありますが、
当社では、データを残したままの修理を基本方針としており、
可能な限りデータ消失を回避する対応を行っています。
ただし、症状や故障箇所によっては、
データが消失してしまう可能性もあるため、
修理をご検討中の方は、事前に症状をご連絡いただければ、
データに関する説明も可能です。

