本記事では、分解から交換、動作確認までの流れを順に紹介します。
なお、本記事の内容をもとに分解・作業を行った際に発生した破損や不具合については、
当社では一切の責任を負いかねます。
作業はすべて自己責任にてお願いいたします。
また、当社では交換作業の代行も行っております。
当社にて部品をご購入いただいたお客様に限り、
割引価格での修理受付を行っておりますので、作業が難しい場合や、
作業中の破損、症状が改善しない場合はご相談ください。
CECHA00の分解手順
まず、本体側面の分解禁止シールを剥がし、
ネジラバーと、その奥にあるネジを外します。




上部カバーの取り外し
上部カバーをスライドさせて取り外し、
その下にある起動スイッチ・イジェクトスイッチが取り付けられている外装カバーのネジを外します。




ツメを奥にずらした状態でカバーを持ち上げます。

画像の位置で止めます。


各部品の取り外し
上部カバーを外した後、
ディスクドライブ、電源ユニット、Wi-Fi/Bluetooth基板を取り外します。









その下の基板と接続されているケーブルを外します。



下部カバーの取り外し
次に、基板などが下部カバーに固定されているため、
各ネジを外し、下部カバーから取り外します。







慎重に取り外します。



冷却ファンなどの取り外し

冷却ファンと固定されているツメを起こします。







使用されている熱伝導グリスにより固着しているケースがあり、
無理に取り外すとヒートシンクの変形や、主要チップが基板から剥がれてしまうおそれがあります。
軽い力で外れない場合は、いったん組み立てて本体を起動し、
内部を温めてから取り外します。
また、主要チップと基板の接続に使用されているはんだが劣化していることが多く、
無理に取り外すことで一部のはんだが剥がれ、
組み立て時に映像が出力されない不具合や、起動時に電源が落ちるYLODが発生するケースがあります。
基板の取り出し





冷却ファンの分解


清掃と組み立て
冷却ファンの回転数が高く、動作音が大きいことでゲームプレイに支障が出る場合は、
熱伝導グリスの交換や内部清掃を行うことで改善するケースがあります。
ただし、CECHA00においてファンの回転数が高くなる原因は、
熱伝導グリスの劣化やホコリの詰まりだけではなく、メイン基板の故障によって発生していることもあります。
その場合は、グリス交換や清掃では改善しないことが多く、
CELL・RSXのヒートスプレッダを取り外して内部のグリスを交換しても改善しません。
また同様に、冷却ファン内部のベアリング交換やグリスアップを行っても改善しません。
ファンの高回転の原因となっているメイン基板上の部品交換が必要となります。
なお、CECHA00はもともと発熱量が多く、
正常な状態であっても、現行機と比べるとファンの動作音は大きく感じられます。
※PlayStation 2規格のディスク使用時にファンの回転数が上がるのは仕様です。










分解中、分解後に発生しやすい故障や不具合
CECHA00は発売から年数が経過していることもあり、
分解時に破損が発生しやすい機種です。
そのため、丁寧に問題なく分解・組み立てを行った場合であっても、
起動後に映像が出力されない、電源が入らないといった不具合が発生することがあります。
特に、冷却ファンの取り外し時にRSXやCELLへ負荷がかかり、故障につながるケースが多く、
この場合はリボールや交換が必要になります。
当社では清掃のみの作業代行も行っておりますので、
分解清掃に不安がある場合は、以下のページよりお見積りください。

当社の作業事例一覧





