電源を入れても数秒で落ちるPS3|赤ランプ点滅で起動できない不具合を修理

今回お預かりしたのは、
電源を入れても数秒で電源が落ち、起動できなくなってしまったPS3のCECHL00です。

お客様のお話では、
何度か起動を繰り返すことでゲームディスクの読み込みや起動までは行えるものの、
ゲームプレイ中に電源が落ちてしまうとのことでした。

目次

分解して、電源が落ちる原因を調べる

PS3において、電源が落ちる。起動できない症状や
電源が落ちる際にぴぴぴとエラーが鳴り、赤いランプが点滅する症状はYLODと呼ばれています。

この症状は、PS3の故障で多く発生し、原因も様々です。

そのため、弊社では
PS3の基板をパソコンと接続して、電源が落ちる情報を調べ
実際に基板を点検して修理を行っています。

電源が入らないCECHL00本体の写真
今回お預かりしたCECHL00です。
CECHL00の電源ランプの写真
起動してから20秒ほどで、
ピピピとエラー音と共に電源が落ちてしまう状態でした。
CECHL00を分解している時の写真
本体を分解します。
CECHL00の内部の写真
こちらがCECHL00の内部です。
CECHL00の電源ユニットを取り外している時の写真
各部品を取り外します。
CECHL00の分解中の写真
基板のプレートを外します。
CECHL00のメイン基板の写真
CECHL00のメイン基板です。
CECHL00のメイン基板とリーダーの写真
パソコンと接続して、電源が落ちる原因を調べます。

原因と修理内容について

点検を行った結果、
基板に取り付けられている電子部品の劣化により、電源が落ちる故障が発生していると判断しました。

そのため、劣化している電子部品の交換を行います。

CECHL00のメイン基板に実装されているプロードライザの写真
この紺色の部品が劣化していると判断しました。
CECHL00のメイン基板に実装されているプロードライザを取り外している時の写真
基板から取り外します。
CECHL00のメイン基板に実装されているプロードライザを取り外した後の写真
取り外し後。
残ったハンダを綺麗にします。
CECHL00のメイン基板に実装されているプロードライザを取り外して、POSCAPコンデンサを取り付けている時の写真
代替品の部品を取り付けます。
CECHL00のメイン基板に実装されているプロードライザを取り外して、POSCAPコンデンサを取り付け後の清掃時の写真
取り付け後は清掃して組み立てます。
CECHL00の基板修理後の動作確認時の写真
症状が改善していない可能性があるため、
簡単に組み立てて本体を起動させます。

動作確認と組み立て

CECHL00の起動スイッチランプの写真
本体の電源を入れました。
スタンバイ状態です。
CECHL00の起動スイッチランプの写真
起動スイッチを押して、本体を起動させます。
CECHL00の熱伝導グリス交換時の様子
正常に起動可能な状態になったので、
熱伝導グリスを交換して組み立てます。
CECHL00の修理後の組み立て時の様子
清掃を行いながら組み立てます。
CECHL00の修理後の組み立て時の様子
この状態で、
ゲームディスクの読み込み点検や、
安定して起動し続けるかなどの点検を行います。
CECHL00の修理後の動作確認時の様子
コントローラーを接続して、いざ起動!
CECHL00の修理後の動作確認時の様子
動作確認を行います。
CECHL00の修理後の動作確認時の様子
各機能が正常だったため、
上部カバーを取り付けて修理完了!

PS3の電源が落ちる不具合でお困りの方へ

電源が落ちる症状は、
今回のような電子部品の劣化により発生しているケースもあれば、
CPUなどの主要チップの故障により発生していることもあります。

多くのケースにおいて修理は可能で、
今まで積み上げてきたゲームデータや、大切な写真、動画なども残ることがほとんどです。

ただし、故障内容によってはデータが消えてしまう可能性もあるのが、この症状の怖いところです。

修理可能か、データは残るかといったことは、実際にお預かりして原因を調べるまでは分かりません。

修理をご検討中の方は、
以下のページに料金や主な修理方法、保証期間、注意事項などを記載しておりますので、ぜひ一度ご参照ください。

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