PS3のYLODとは? 電源が落ちて赤点滅する故障について

必ずしも、とは言い切れないものの、
過言ではないほどPlayStation 3に多く発生する故障が「YLOD」です。

起動時に「ピピピ」とエラー音が鳴り、
その後、電源ランプが赤く点滅して起動できなくなってしまう症状を指します。

本記事では、PS3で発生するYLODについて解説します。

目次

YLODとは?

PS3が赤点滅故障を起こして困っているウサギちゃんのイラスト

初めに、YLODとはどういった故障を指すのかについて解説します。

YLODとは「Yellow LED of Death」の略称です。

Sonyの公式名称や正式なエラー名ではなく、
電源ランプが一瞬黄色に点灯したあと、
赤く点滅してPlayStation 3が起動できなくなってしまう症状から、
「Yellow LED of Death」、略して「YLOD」と呼ばれています。

YLODの症状について

YLODは、発生するタイミングや電源ランプの状態が一定ではなく、症状にも個体差があります。

多いケースとしては、
PlayStation 3の電源を入れたあと、
数秒ほどで「ピピピ」
とエラー音が鳴り、電源ランプが赤く点滅して起動できなくなってしまう症状です。

そのほかにも、
ホーム画面(XMB)に到達したタイミングで電源が落ちてしまうケースや、
ホーム画面では問題なく動作するものの、ゲーム起動時など本体に負荷がかかった際に電源が落ちるケースもあります。

また、稀な例ではありますが、
特定のゲームプレイ時のみ症状が発生するケースも。

このように、YLODと呼ばれる症状であっても、発生するタイミングや症状の出方は様々です。

電源ランプの色について

CECHA00の起動ランプの写真

YLODという名称が付いている通り、
YLODが発生した際は、PlayStation 3の電源ランプが赤く点滅し、電源が落ちてしまいます。

この際のランプの点灯パターンは一定ではなく、

・緑LED(正常)→ 黄LED → 赤LED点滅
・緑LED → 赤LED点滅

といった流れで電源が落ちるケースがあります。

いずれの場合も、
「ピピピ」というエラー音とともに本体が強制的にシャットダウンし、
赤ランプが点滅する症状を総じてYLODと呼ばれています。

YLODが発生しやすいPS3の型番について

PlayStation 3には複数の型番が存在し、初期型、中期型、最終型に分けられます。

主にYLODが発生しやすい型番としては、初期型の厚型モデルである、

・CECHA00 初期HDD容量60GB
・CECHB00 初期HDD容量20GB
・CECHH00 初期HDD容量40GB
・CECHL00 初期HDD容量80GB
・CECHQ00 初期HDD容量160GB

次に、中期型のスリムモデルである、

・CECH-2000A/B
・CECH-2100A/B

でもYLODが発生します。

CECH-2100以降に発売されたPlayStation 3については、
YLODは発生せず、
電源ランプは点滅せずに、そのまま電源が落ちてしまう症状が発生します。

YLODの原因について

PS3の基板を修理しているウサギ整備士のイラスト

電源が落ちるタイミングが様々であるように、YLOD症状が発生する原因もまた様々です。

YLODは、PlayStation 3に搭載されているメイン基板の故障によって発生するものと思われがちですが、
実際はそうとは限りません。

PS3を構成している部品である、
電源ユニットディスクドライブなど、基板以外の部品の故障によって発生するケースもあります。

また、稀な例ではありますが、
システム故障によって本体が起動できない際に発生することも。

この見出しでは、YLODが発生する主な原因について紹介します。

メイン基板の故障

CECHA00のメイン基板の写真
CECHA00のメイン基板です。

基板の故障と思われがちではない、
と書いておきながら一番最初に紹介するのも変な話ですが、
やはりYLODの原因として多いのはメイン基板の故障です。

メイン基板の故障といっても、
基板上には多数の電子部品が搭載されており、原因となる故障箇所も様々です。

プロートライザの劣化

CECHA00のプロードライザ交換時の写真
中央付近にある紺色の部品がプロードライザ。

詳細な説明は省きますが、
基板に取り付けられているCPUやGPU周辺に実装されている、
コンデンサの一種であるプロードライザの劣化によってYLODが発生することがあります。

特に、GPUに関連しているプロードライザの劣化によって、
YLOD症状が発生しているケースが多い印象です。

主要チップのハンダクラック

CPUやGPUのハンダ割れにより通電不良が発生し、YLODが発生することがあります。

PlayStation 3では、CPUを「CELL」GPUを「RSX」と呼びます。

これらのチップは、
パソコンのように簡単に交換できる構造ではなく、基板へハンダ付けされ固定されています。

このハンダが
経年劣化によって割れてしまうことで通電不良が発生し、YLOD症状が発生します。

特に、RSXがハンダクラックを起こしているケースが多い印象です。

YLODは「熱が原因」と言われることもありますが、
もう少し掘り下げると、基板が熱によってわずかに膨張し、
冷えて元に戻ることを長期間繰り返すことで、ハンダへ負荷がかかり割れてしまうものと考えられています。

ウサギ姉さん

もっと専門的なことを言うと、
基板と主要チップとの接続面のハンダ割れだけではなく、
チップ内部やBGA内部の接触不良などが発生していることもあるわ。

RSX・CELLの故障

CECHA00のRSXを取り外した後の写真
CECHA00のRSXを取り外した後の写真

RSXやCELLそのものの故障により、YLODが発生することもあります。

主にRSXの故障が多く、
映像が出力されない故障(GLODと呼ばれることもあります)が発生したり、
映像の乱れ色合いがおかしい、といった症状が予兆として現れることもあります。

逆のケースもあり、
YLODが発生している状態で何度か起動を繰り返しているうちに
起動するようになったものの、映像が出力されなくなった、といった症状へ変化することもあります。

この場合は、RSXそのものが故障している可能性が高い状態です。

基板上の電子部品の故障

基板上には多数の電子部品が取り付けられており、
その中の一つが故障した際にYLODが発生することがあります。

交換しやすい部品から、
砂粒ほどの小さな部品まで様々で、複数の部品故障が絡んでいるケースもあります。

電源ユニットの故障

CECHA00の電源ユニットの写真
CECHA00で使用されている電源ユニット。

YLODの原因として次に多いのが、電源ユニットの故障です。

ユニット内部の部品が故障することで、YLODが発生します。

特に初期型PS3(A00やB00)では、
消費電力や発熱が大きく、電源ユニット自体も高温になりやすいため、故障しやすい傾向があります。

ディスクドライブの故障

CECHA00のディスクドライブ裏側の写真
CECHA00のディスクドライブの裏側です。

ディスクを読み込む部品であるディスクドライブに搭載されている
基板上の電子部品が故障することで、YLODが発生することもあります。

比較的稀なケースではありますが、実際に何度も確認している故障箇所です。

その他の故障

Wi-Fi/Bluetooth基板の写真 CECHA00
CECHA00で使用されているWi-Fi/Bluetooth基板です。

PlayStation 3のCECHA00やCECHB00には、Wi-Fi/Bluetooth基板が搭載されており、
その部品故障によってYLODが発生していたケースも確認しています。

また、PS2規格のゲームディスクをプレイできるCECHA00では、
メモリーカードスロット基板の故障によってYLODが発生していたケースもありました。

そのほかにも、
システム故障によって本体が正常起動できず、YLOD症状が発生しているケースもあります。
※これはYLOD症状というよりも、
 主電源を入れると常に赤点滅している症状が発生します。

これらは、ディスクドライブ基板の故障よりもさらに稀な例です。

YLODはどうやって修理する?

YLODの原因について解説した通り、YLODは様々な原因によって発生します。

そのため、
まずはYLODが発生している原因を特定したうえで、その故障内容に応じた修理方法で改善を行います。

多くのウェブサイトや動画では、
原因を調べずにメイン基板を取り出し、
ヒートガンなどで主要チップへ熱を加えて改善を試みる修理方法が紹介されています。

しかし、これらの方法は一時的に改善が見られたとしても、
短期間で再故障してしまうケースが多く見られます。

また、熱によって改善しない故障である、
電子部品の劣化や故障、主要チップそのものの故障である場合は、どれだけ加熱してもPS3は起動しません。

かえって基板へダメージを与えてしまう修理方法でもあるため、

・本体内に残っているディスクを取り出したい
・データを一時的に取り出したい

といった、「一度だけ起動すれば良い」というケースを除き、原因を調べずに行う加熱修理はおすすめできません。

YLODが発生している原因を調べる

当社ではまず、YLODが発生している原因を調べます。

PlayStation 3を分解して基板を取り出し、
専用ツールを使用してパソコンへ接続し、起動できない原因の情報を取得します。

その情報を元に基板の点検を行い、
実際に部品交換などを行いながら、症状が改善するか確認しつつ修理を進めます。

プロートライザの交換

プロードライザの劣化によってYLODが発生している場合は、
劣化しているプロードライザを基板から取り外し、
POSCAPコンデンサやMLCCコンデンサへ置き換えることで、YLOD症状の改善を試みます。

リフローまたはリボール

ハンダクラックによってYLODが発生している場合は、
BGAリワークステーションを使用して、
リフロー(再はんだ)や、主要チップを取り外してハンダを交換するリボールを行います。

リフローは比較的作業しやすく、基板へのダメージも少ないため、当社ではこちらを行うことが多いです。

一方で、リボールは主要チップ取り外し時の熱によって
基板が変形、破損してしまう可能性があり、
基板状態によって成功率も左右されるため、あまり行わない傾向にあります。

主要チップの交換

RSXやCELLそのものが故障している場合は、主要チップの交換を行います。

ただし、先述の通り基板状態によって成功率が左右されるため、状況によっては修理できないこともあります。

また、CELLを交換した場合はデータが消失するため、データを保持したい場合には対応できない修理方法です。

部品の交換

基板上の電子部品故障や、電源ユニット、
ディスクドライブなどの故障によってYLODが発生している場合は、該当部分の交換を行います。

YLODは修理できる?

上記で解説した通り、YLODが発生している原因を調べ、
その原因を取り除くことで、電源が入らないPlayStation 3を起動可能な状態へ改善できます。

修理が可能なケース

極論ですが、どのような故障であっても修理自体は可能です。

例えば、
基板が修復できないほど破損していたとしても、
基板そのものを入れ替えることで、PlayStation 3を再び起動できる状態にすることは可能です。

しかし、多くの方がYLODとなったPS3の修理を検討する理由として、
セーブデータや写真、動画などのデータを残したい。途中だったゲームを続きからプレイしたい。
という理由が多いのではないでしょうか。

一方で、データは消えてもいいが、思い入れのあるPS3だから今後も長く使いたい。
という方もいらっしゃると思います。

このような場合は、故障原因に応じた適切な修理を行うことで、今後も長く使える状態へ改善できることが期待できます

データが消えてしまうケース

PS3のデータをバックアップしている時の様子
データをバックアップしている時の様子。

基板を交換してしまうと、以前のデータは消えてしまいます。

これは、CELLの交換や、その他本体情報が変わってしまうチップ交換などを行った場合でも同様です。

これはPlayStation 3の仕様によるもので、
内部データを保存しているHDDやSSDは、PS3本体の基板情報と紐づけられています。

そのため、この紐づけが失われてしまった時点で、データの閲覧や取り出しができなくなってしまいます。

HDD(SSD)を取り外して他のPS3へ接続した場合も同様で、
本体起動時にフォーマットが必要となるため、
以前のデータをそのまま使用したり、ゲームの続きをプレイすることはできません。

また、HDDをパソコンへ接続してデータを取り出せた場合でも、
PS3へ復元することはできないため、意味を持たないデータとして残るだけです。

そのため、YLODの原因が、本体情報に関わる部分の故障である場合は、データが消えてしまいます。

YLODが発生してお困りの方へ

私のPS3はデータを残したまま直るのか。
しっかりと修理してもらえるのか。
雑に扱われないか。
長く使えるように修理してもらえるのか。

様々な不安があるかと思います。
実際のところ、当社へご依頼いただいたYLOD修理の中でも、

・故障部分によりデータが消えてしまった
・修理後、短期間で再発してしまった
・故障箇所が多く、基板交換をご提案した

 といったケースもあります。

同じYLOD症状であっても原因が異なることが多く、
実際にお預かりして点検を行うまで分からないというのが現状です。

以下のページ内に、修理料金やYLOD修理に関する注意点などを記載しております。
YLOD修理業者をお探しの方や、修理をご検討中の方は、一度ご参照ください。
また、ページ最下部には修理依頼フォームを設けております。
清掃コースや点検項目なども選択できるようにしておりますので、ぜひご確認ください。

ちょっと待った! YLOD修理業者の選び方

ここまで、YLODの症状や原因について解説し、当社の見積もりページまでご案内しました。

しかし、少しお待ちください

本当に当社へ、大切なPS3を預けても良いのでしょうか。
また、他の修理業者へ依頼するべきでしょうか。

・他店の方が安いからそっちにしよう
・大手の方が安心できそう
・ちょっとここは嫌だな

そう思った方へ向けて、YLOD修理業者の選び方について、修理業者目線で解説します。

みかん

やりたい放題ですな

一律料金の修理業者には注意

この記事で解説した通り、YLODが発生する原因は様々です。

それにも関わらず、

「YLOD修理 3,500円!」

など、一律料金のみを大きく記載している業者には注意が必要です。

例えば、

・原因を調べず、とりあえず加熱修理を行っている
・修理できない場合は「修理不可」として返却される→基板にダメージは残る
・安い料金で依頼を集め、後から追加料金を請求する
・点検料やキャンセル料が高額またはそれが目的

といったケースもあります。

実際に、過去には加熱修理の痕跡があるPS3を修理することもありました。
現在はどうか分かりませんが、今でも原因を調べず加熱修理を行っている業者は存在しているようです。

本当に一律料金なのか。
追加料金が発生するケースはあるのか。
点検料やキャンセル料はいくらか。
修理方法を聞く。

これらを事前に確認したうえで、修理を依頼したほうが良いでしょう。

YLODに関して知識が無さそう

今の時代は、調べれば様々な情報を得られる時代です。

特にYLODに関する情報は、ウェブサイトや動画なども含め、多く公開されています。

YLODについてある程度知識を付けたうえで、修理前に原因や修理方法を質問した際、

・CPUの故障です
・基板故障が確実です
・ハンダクラックが原因です

など、まだ点検を行っていない段階で
原因を断定するような説明しか行わない場合は、少し注意したほうが良いかもしれません。

この記事でも解説した通り、YLODは様々な原因によって発生します。

そのため、実際に点検を行う前から原因を断定することは難しく、
複数の可能性を考慮しながら点検を進める必要があります。

もちろん、当社もYLODに関するすべての情報を把握しているわけではありません。
海外コミュニティや海外の修理動画などを確認しながら、現在も情報収集や修理方法の検証を行っています。

大手修理業者、実店舗があるからといって安心できるとは限らない

大手修理業者や、
実店舗を構えて対面で修理を受け付けている業者であっても、必ずしも安心できるとは限りません。

多数の店舗がある業者の場合、

・知識があり、しっかり修理を行っている店舗
・知識が少ない状態で修理を行っている店舗

など、修理を行うスタッフによって対応や修理方法が異なり、修理品質にも差があります。

実際に、他店で修理不可と診断されたPS3を当社でお預かりすることも多くありますが、

・そもそも修理が行われていない
・主要チップが加熱されていたものの、実際は別部分の故障だった
・部品やネジが不足している

といった状態のPS3を目にすることもあります。

ただし、これは当たり外れの問題でもあり、
修理知識があるスタッフが対応している場合は、しっかり修理されていたケースもあります。

そのため、すべての大手修理業者や実店舗が安心できない、というわけではありません。

やはり、当社のような実店舗を持たない修理業者よりも、
対面で受付できる実店舗の方が、修理を依頼しやすく安心感があるというのは事実です。

修理を依頼する際は、PS3のYLOD修理事例を多く公開している店舗や、
実際にYLOD修理実績がある業者へ依頼したほうが良いでしょう。

YLODに関する修理事例が多い業者を選ぶべし

YLOD修理を行っている業者は、
ヤフオクなどのオークションサイトや、SNS、スキル販売サイトなどにも存在します。

口コミがあることはもちろんですが、
YLODに関する修理事例記事があるかどうかによって、
その業者の修理方法や対応内容もある程度見えてくるかと思います。

すぐに故障したPS3を直したい気持ちは分かりますが、
一旦落ち着いて、依頼予定の業者の修理事例や注意事項などをよく確認することが大切です。

また、サイト更新が長期間行われていない場合や、
対応内容、セーブデータに関する説明、保証内容などが曖昧な業者へ依頼する際は、
事前にしっかり確認を行ったほうが良いでしょう。

YLOD修理は当社にお任せください! と大々的に言えない理由

やはり修理業者としては、修理依頼をいただきたいという気持ちはあります。

「あそこはやめたほうがいい。」
「こういう業者には注意。」
「バニークラフトはしっかりしているでしょう?」
「YLOD修理は当社にお任せください!」

と、大きく書きたい気持ちもあります。

しかし実際は、
データを残したまま修理できないケースや、修理後すぐに再発してしまうケースもあります。
そのため、大々的に当社に任せろと言えないのがYLOD修理です。

また、過去に投稿した当社の記事内にて、誤った情報を書いてしまっていたこともありました。
今でもYLODの修理事例記事を書きますが、完璧で適切な修理方法かと言われるとそうではありません。

そのため、「完璧な修理方法で、今後長期間安心して使用できる状態まで改善できます」
と断言できるものではありません。

YLODの修理は非常に難しい

PS3の排気口へドライヤーの熱風を当てる。
基板をヒートガンで加熱する。

といった方法で改善することもあるYLOD症状ですが、
PS3では非常に多く発生する故障であることや、
ネット上に様々な修理方法、一般の方による修理動画などが投稿されていることから、
簡単に修理可能と思われがちな故障でもあります。

しかし、YLODとなっている原因を根本から修理し、
さらに長期間再発しない状態へ改善しようとすると、非常に難しい修理です。

YLODは必ず再発するものと思われている方もいらっしゃいますが、
根本的な原因を取り除いた場合は、長く使用できることが期待できます。

ただし、それは他の部分が故障しなければの話です。

PS3は電気製品であり精密機器でもあるため、永遠に故障しないということはありえません。

故障する可能性がある部品をすべて新品へ交換し、
新品購入時に近い状態まで修理を行おうとすると、現実的ではない修理料金となってしまいます。

そのため当社では、
故障している部分の修理に加え、ある程度の予防修理も行いますが、
それでもPS3を構成している別部分が故障することで、再びYLODが発生してしまうケースもあります。

実際に、タイミングが悪く、
修理後数日で再発してしまったケースもあります。

高性能ゆえに故障しやすいPS3では、
「次にどこが故障するか」を完全に予測することが難しく、
再発防止目的ですべてを予防修理することも現実的ではありません。

また、故障している部分によって修理難易度も大きく変わります。

主要チップ交換が必要なケースについても、
何度も修理を行っていますが、
失敗してしまうリスクもあるため、怖い。できれば交換したくない。というのが本音です。

これらを含め、やはりYLOD修理は非常に難しい故障だと言えます。

さいごに

ここまでYLODについて長々と解説してきましたが、つまり言いたいこととしては、

・YLOD症状の原因は一つではない
・点検を行わずに修理するのは危険
・修理業者が多数いるからこそ選び方が重要
・データはPS3が起動しないとどうにもならない
・池田は主要チップ交換が怖い

ということです。

発売から長い年月が経過しているPlayStation 3ですが、現在でも現役で遊ばれている方は非常に多くいらっしゃいます。

特に初期型であるCECHA00、CECHB00は、
この一台でPS1〜PS3までのゲームをHDMI出力でプレイできるため、
今でも大切に使用されている方が多数いらっしゃいます。

新品購入から一度も故障せず使用されている方もいらっしゃいますが、
避けては通れない道と言っても過言ではないほど、YLODは多くのPS3で発生します。

今後も長く使いたい。
できればデータを残したまま修理したい。

そのような場合は、完璧とは言い切れないものの、

当社ではできる限りデータ保持を優先し、その時点で考えられる最善の修理方法にて修理を行います。

YLOD修理をどこへ依頼するかお悩みの際は、バニークラフトも選択肢の一つとしてご検討いただけますと幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

当社のYLOD修理事例

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